「節税になるなら高級物件を一棟買ってみようかな」と思った方、それは素晴らしい第一歩です。ただし、高額物件は一般的な不動産とは桁が違う分、ちょっとの判断ミスが数百万円〜数千万円の損につながる世界。
本記事では、富裕層の皆様が**“節税しながら”かつ“資産価値を落とさない”**高額物件の購入を成功させるための7つのポイントをお伝えします。
1. 節税だけに偏らない「総合的な資産設計」を意識せよ
高額物件購入は確かに相続税や所得税対策になります。特に相続税評価額が時価より低くなる構造の「賃貸併用住宅」や「区分マンション」は有効です。
しかし、「節税になるから」と目的がそれだけに偏ってしまうと、数年後に思わぬリスクに直面します。大切なのは、節税だけでなく将来の収益性・流動性・出口戦略を見据えた資産設計です。
ポイント:
✅ 不動産だけに集中しすぎず、ポートフォリオのバランスを確認
✅ 相続税・固定資産税・譲渡所得税の三つの節税ポイントをチェック
2. 表面利回りではなく「実質利回り」で判断せよ
高額物件でよくあるのが、「表面利回り6%!」という甘いワード。でも、表面利回りとは家賃収入 ÷ 物件価格の単純計算。実際には管理費、修繕積立金、固定資産税、空室リスクがかかります。
特に都心の高級エリアやリゾート地では、ランニングコストが高くつきやすいため実質利回り3%以下になるケースも珍しくありません。
ポイント:
✅ ランニングコスト(管理費・修繕費・税金)を試算
✅ 空室期間や賃料下落リスクも加味した実質利回りを確認
3. 立地は「ステータス」ではなく「資産価値」で選ぶ
港区・渋谷区・芦屋・軽井沢…。確かに響きは魅力的ですが、「名前で買う」のは危険です。重要なのは「そのエリアが将来的にも価値を保てるか」。
高額物件こそ、出口(売却)を見据えた選定が大切です。周辺の再開発、人口推移、インフラ整備状況、賃貸ニーズの変化をしっかり調べましょう。
ポイント:
✅ 再開発情報や都市計画をチェック
✅ 高級住宅地でも、エリア内の「どの通り沿いか」で価値は変わる
4. 建物の構造と築年数に要注意
一見美しくリノベーションされた高額中古物件でも、建物の構造や配管が古いままでは危険信号。特にRC造・SRC造の場合、築25年超えると金融機関の評価が下がる傾向に。
また新築物件でも、「建築確認申請がギリギリで耐震基準クリア」といったケースも。高額物件こそ、第三者の建物診断(インスペクション)を入れるべきです。
ポイント:
✅ 築年数と構造、耐震基準を必ず確認
✅ 修繕履歴と今後の修繕予定をチェック
5. 購入時の「諸費用」も想定しておく
高額物件では購入時の諸費用(仲介手数料、登記費用、司法書士報酬など)が物件価格の6〜8%程度になることがあります。例えば2億円の物件なら、1,200万〜1,600万円の出費です。
また、「住宅ローン控除」の対象から外れるケースもあるため、自己資金とのバランスや借入計画も入念に立てましょう。
ポイント:
✅ 仲介手数料は値引き交渉の余地あり
✅ 住宅ローン控除・登録免許税などの制度適用可否を事前に確認
6. 管理体制が悪い物件は避けよ
タワーマンションなどでありがちなのが「外見は豪華、でも管理がずさん」。共有部分の清掃やコンシェルジュ対応などがしっかりしていないと、居住者の満足度が下がり、資産価値も低下します。
特に、管理組合の財務状況(修繕積立金の残高や滞納率)も必ずチェック。将来的な大規模修繕で多額の一時金請求がくるリスクもあります。
ポイント:
✅ 管理費の内訳と管理会社の実績を確認
✅ 管理組合の総会議事録を取り寄せてみる
7. 専門家をチームで揃える
高額物件を成功させるには、不動産・税務・法務のプロフェッショナルチームを作ることが不可欠です。特に節税目的での購入なら、購入前に税理士との連携は必須です。
購入後の確定申告や不動産管理の手間を減らすためにも、「不動産に強い税理士・信頼できる管理会社・経験豊富な不動産仲介会社」がそろえば、安心して資産を築いていけます。
ポイント:
✅ 不動産に強い税理士と事前に相談
✅ 購入後の管理運営まで一貫してサポートしてくれる体制が理想
まとめ:高額物件こそ“出口”を見据えよ
高額物件は、正しく選べば節税と資産形成を同時に実現できる最強の手段です。しかし、焦って買ってしまえば、思わぬリスクに見舞われることも。
節税、収益性、流動性、将来の売却、管理体制、そしてプロのサポート。このすべてを「購入前」にしっかりと設計しておくことが、成功への近道です。
最後に:あなたの不動産戦略、見直してみませんか?
もし今、「高額物件を買って節税したい」とお考えなら、まずは信頼できるプロとの事前相談が何より大切です。私はブログを通じて、不動産による賢い節税と資産形成の方法をわかりやすく発信しています。
気になる方はぜひ、お気軽にメッセージやコメントをください。一緒にあなたの“未来資産”を設計していきましょう。



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